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 酒蔵紹介 
蔵人達の清酒造りに懸ける思い
「池月酒造醸訓」
酒は造るものではない、醸すものである・・・
蔵人たちは冬の寒空の中、夜も明けきらぬ毎朝6時から仕込みを開始します。
厳しい品質管理の中、毎年変わらず機械に頼らない昔ながらの手作りによる伝統の味を守りながら清酒を醸造しています。


写真左上は、昔ながらの酒を搾る木製の「木槽」と呼ばれる装置。近年は薮田式装置という装置で酒をポンプの圧力で押し搾る事が主流ですが、当蔵は一昼夜かけてゆっくりと一滴一滴づつ搾ります。
この搾り方によってできる清酒は、酒米の味がしっかりと伝わる力強い清酒になります。


写真左下は、特定名称酒の洗米の様子。特定名称酒に使用する酒米は、極寒の冬空の下、手の感覚がなくなりながらも優しく丁寧に手洗いによって行います。


杜氏の経験と知識
名誉顧問杜氏 三島 文雄(出雲杜氏)

全国新酒品評会など数々の新酒品評会にて金賞を受賞。今年で杜氏37年目。
地域の人々にも愛される人柄に加え、経験・知識の豊富さから清酒造りに賭ける信念は人一倍強い。
現在は、池月酒造の杜氏として後世にその技術と知識を伝えていくため名誉顧問杜氏として指揮を執る。


三島杜氏はこう語る 「
よい日本酒造りは、酒と向き合い目一杯手をかけてあげる事。機械を使わず肌で酒が語りかけてくることを聴いてあげる事が大事である。
酒は造るものではなく、醸すもの。米(子供)を自然の力を借りて立派な清酒(大人)へと成長させることが、酒を醸すことであり、それが我々の仕事である。



豊かな自然から生まれる良質な水・米・空気
清流 江の川 雪深い中国山地 源氏蛍
はすみを流れる清流「江の川」と中国山地。
この川は鮎が多数生息する澄んだ水質。山の木々から生まれる清涼な空気。
冬には50cmほどの積雪と寒冷な気候、夏も冷涼な気候は日本酒造りに適した環境。
きれいな水の川にしか生息しない、はすみの天然記念物「源氏蛍」。
この蛍が数多く見られるのも美しい自然の印。
その自然から造りだされる酒米と良質な湧き水を使い清酒を醸造。
蛍舞う自然回帰の里はすみで自然と共に伝え育った地酒「誉 池月」。


酒蔵の風景
蔵の中の様子です。
酒造期には、蔵の中はいつも演歌が流れています。
お酒に音楽を聞かせるのもいいらしいですよ。
麹室。ここは米に麹菌をふりかけ米を混ぜる部屋です。全面板張りでこの板の奥にワラが奥行き1mにわたって敷き詰められており外からの湿気を吸収してくれます。今では数少ない昔ながらの麹室です。
蔵の門の横にある煙突です。高さ20mほどあり台風のときに倒れてきそうで怖いです。
蔵の2階部分にあるお酒の神様の松尾大社のお札を奉る神棚です。今年も無事に仕込みを終えることが出来ました。


名馬 池月
賀茂神社に飾られている池月の絵馬。 賀茂神社  
京都にある賀茂神社の姉妹神社。
5月に次の日祭り(じのひまつり)では、4Mほどの大きな傘を担ぐ伝統の祭りが行われ、多くの人で賑わいます。
昔、この地で行われた牛馬市にて池月がセリにかけられた事を記す石碑。「牛馬市記念」と記されています。
牛馬市が行われている最中に池月がつながれていた柏の木。
立て木には「池月がこの木につながれ源頼朝に買われた。」と記されてます。

■池月についての物語は日本全国に色々な説があります。ここではこの地方に伝わる物語を紹介します。
池月の母馬は池の畔で遊ぶうちに池に落ちて命を落としてしまいます。母をしのんで池にやってきた池月は、月の光に映し出された自分の姿を母だと想い飛び込みますが波紋になって消えてしまいます。しかし、土手に上がり再び池を見ると母の姿があり何度も毎晩繰り返して池に飛び込みました。


それにより泳ぎのうまい馬がいるという噂を聞きつけ水際の戦いに役に立つと源頼朝が気に入り、阿須那の賀茂神社で行われていた牛馬市にセリに出ていたところを買って行きました。
そして池月は、源頼朝の愛馬となり宇治川の合戦にて源氏の武将佐々木四郎高綱が拝領し水際での先陣を切った。その際池月は、身の丈ほどの深さの川を水面を走るよう他の馬より速く泳いだといわれています。


このことは平家物語の「宇治川の先陣」にも記されています。この地に伝わる物語より誉 池月の銘柄名は由来しています。当蔵の名馬の里 活性原酒・ピンク酒・上撰・佳撰のラベルは、この池月をあしらったデザインになっています。

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 池月酒造株式会社 (末田酒店) 島根県邑智郡邑南町阿須那1-3
                       Tel 0855-88-0008 Fax 0855-88-0346